SX40/SX30

特徴/
原理

配管の外側に検出器(2ヶ/1組)を設置するだけなので、配管の加工が必要ありません。SXシリーズは、測定の難しい気泡や異物が混入した流体に対して有効な機器です。
流体に含まれる気泡や異物に超音波信号を反射させ流速を検知/測定します。そのため、汚水や排水流量の管理等に多数の実績があります。

使用例
(構成)

ポンプON/OFFと連動させポンプ停止時には指示値を強制ゼロにするリモートゼロを設定/配線できる

■リモートゼロ接点

超音波ドップラー式流量計検出器は、配管の振動/ノイズ等の影響を受けやすく本来流量停止状態にも関わらず、振動/ノイズ等で、数値を誤表示/出力してしまう場合があります。
そのため、ポンプON/OFFと連動させポンプ停止時には指示値を強制ゼロにするリモートゼロを設定/配線できるようになっています。(多くの下水処理場でこのような使い方をして頂いています。)


※変換器の設定にてある程度ゼロを安定させることもできますが、可能であれば上記リモートゼロの使用をお勧め致します。

使用先
(参考)

主に下水処理場での使用実績が非常に多いですが、薬品工場やパルプ工場等にも納入実績があります。

納入実績1/官庁向け実績
納入実績2/民間向け実績例

SX30
ポータブル型

SX30ポータブル型

超音波ドップラー式流量計には、定置タイプの型式:SX40の他に、ポータブル型の型式:SX30があります。

本機を使用して事前に計測の可否を確認ができます。

計測したい配管に検出器を取付けて、変換器に配管の情報を入力/設定するだけで、流量計計測が可能です。

SX30ポータブル型備品一式

計測実績があっても不安がある場合には、事前にデモ計測することができます。(デモ機の貸出しについては、在庫状況を確認の上、日程調整をお願いします。)


また、1台ポータブル式を持っておくことで既設ラインの校正や比較にも使用でき、再校正の際にも機器の取り外し等の手間が掛からないのも魅力の一つです。
新品状態のフル充電にて連続12時間の使用が可能ですが、アナログ出力や、データロガーを使用すると寿命に若干の差異が生じますのでご注意下さい。

注意事項

メンテナンス
/再校正

出荷時に試験成績書、校正証明書及びトレーサビリティ証明書の提出が可能です。また、定置式・ポータブル式共に納入後のメンテナンスも対応致します。

メンテナンス/再校正:現地立会点検の様子

納入後、現地立会点検(定期点検)にも対応致します。(弊社推奨:1〜2年/1回点検)点検を行うことで、不具合の早期発見や、更新時期の目安にも役立ちます。
現品を弊社まで返送頂き、弊社工場内での定期メンテナンス/再校正も対応しています。
(弊社までご返送頂く場合の再校正は、主にポータブル型で頂く場合が多いです。)


また、不具合発生時には、弊社まで流量計を返送頂き、製品を点検/試験する方法と、現地立会調査することもできますので、ご相談下さい。
(現地立会いには費用が発生する場合があります。)

現地
立会作業

ご購入後、安心してご使用頂くために、現地に伺い据付け作業及び初期調整致します。購入前のデモ計測も対応できるのでお気軽にご相談下さい。

検出器取付作業の様子(配管研磨)

超音波流量計検出器の取付け作業工程としてはさほど難しいものではありませんが、配管の塗装の研磨の仕方や内部ライニング材の状態によっては計測不具合の原因になる場合があります。


そんな初期トラブルを少しでも軽減するため、購入後には現地まで赴き、検出器の取付け及び初期調整に対応できます。
もちろんポータブル式でも、現地使用方法のご説明立会いに対応できます。
但し、現地立会いは別途費用が発生しますので、立会場所等事前にお知らせ頂ければお見積り致します。

取付
参考例

超音波ドップラー式流量計の取付けがどのようにされているのか、据付後の参考イメージとして、取付実績の様子をご参照下さい。

初沈流入ライン(口径:800A)
初沈汚水ライン(口径:1000A)
汚泥送泥ライン(口径:200A)
海水ライン(口径:65A)

※ドップラー式流量計は、配管口径や取付の計測環境(流体や配管塗装の状況等)によって取付角度が変わります。

仕様/
オプション

SX40(定置型)/SX30(ポータブル型):仕様/オプション
SX40(定置型)外形寸法
SX30(ポータブル型)外形寸法

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